ゴキブリ対策グッズ、結局これが一番

嫌われ者のゴキブリ

多くの人が最も嫌いな害虫として挙げる、非常に嫌われ者なゴキブリ。好きだという人はまずいないでしょう。ゴキブリは、昆虫綱ゴキブリ目のうちでシロアリ以外のものの総称となっています。

 

種類は非常に多く、熱帯エリアを中心に、全世界で約 4,000 種もいます。そのうち日本には南日本を中心に 50 種余りが確認されています。

 

ゴキブリが出現したのはなんと約3億年も前の古生代石炭紀であり、「生きている化石」ともいわれますが、それだけ生命力にあふれているということにもなるでしょう。

 

もともとは熱帯雨林に生息している昆虫であり、昼間は朽ち木や落ち葉の陰にひそんでいて、夜になると出てきて菌類、樹液、朽ち木、動物の死骸、糞などを食べます。いわゆる雑食性の昆虫ですが、特に雑食性の強い種類が寒さや食物に困らない人間の住環境に現れるようになったのです。

 

とにかく不快な害虫として激しく忌み嫌われるという点において、ゴキブリは間違いなくそれに該当しています。

 

人の家に棲むようになったゴキブリの中で広まっているのは外来種で、クロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ等です。これらはアフリカ原産だったと推測されているようです。

 

クロゴキブリは体長30~40mm、黒褐色、全国的に分布しており一般家庭でもよく見られます。一生に15~20回卵鞘として産卵し、成虫は6~7ヵ月生きます。

 

チャバネゴキブリは体長11~15mm、黄褐色で、全国的に分布しています。一生に3~7回卵鞘として産卵し、成虫は4~5ヵ月生きます。

 

最も大型なのはワモンゴキブリで、現在は沖縄から北海道まで広く見られます。